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2020.12.31

もう一度、逢いたい。



2020年が終わる。
ワークマンとか、ドンキーとか行って、
その後、
紅白をさっきまで観てた。

嵐、泣いた。
相葉くんの顔が映って、また泣いた。
いいステージだぁ・・と、泣いた。
あいみょん、カッコ良かった。
スーパーフライは、歌聴いてて、泣けた。
すげぇって思った。
やばっって、思った。
あとは、
全然感じなかった人たちもいたけど、
なんか、観てて良かったなぁと思った。


自分に正してみれば、
今年、
走り続けた日々とは言えない。
けれど、今年にしかできない歩みや風景があった。
一歩、一歩、
注視して、
噛み締めながら、
歩いた日々だった。

そして、
みんなに支えられているな・・と何度も思った日々だった。
当たり前だったことは、当たり前ではなくなって、
だから、
もう一度、そこに戻って、”やりたいこと”
・・をたくさん思った日々だった。

もう一度、逢いたい。
もう一度、あの全てに逢いたい。
・・と。
そう、何度も。


年が明ける・・
それは、ただの通過かもしれないけれど、
あえて、
境界線として線を引いて、
新たな日々を迎えにいきたい。

死なせられない、
その想いをぎゅっと抱いて、
来年は、突き進んでいこう。

そして、
楽しんでいこう。

出逢えた人たちと。
出逢いをくれた人たちと。
すべてを、
大切にして。

ありがとう。
2020年。

酔っぱらいきるまでに、
ブログを残しておきたい。

やってやる。
来年は。

ps/
今年最後に書いた歌をここに記して。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『ROCKER』/染谷俊

24時間営業のカプセルサウナホテルのウサギ箱みたいな部屋で ちょっと寒気がして目を覚ます 
あぁ のど乾いたなぁ ガサゴソと毛布にまみれたコンビニ袋をあさってみたけど
昨日酔っ払いすぎて 水買ってねぇや これでいいかと、袋に入ったハイボール缶をプシュッと開けてごくっと飲む 
今何時かい?夜中3時かい・・この時間なら風呂入れっかなぁ 
体にタトゥー 入ってるもんで オレ 見つかると いつも つまみ出されちまうんだよ

小さなハシゴで 上の段のカプセル部屋から 真っ暗な闇の中に降りてさ
ぺたぺたとスリッパも履いてない裸足で 冷たい床を歩いていく
この時間 明かりと言えば 非常口を灯す緑の看板の明かりだけさ
今 気づいたけど オレ コンタクトつけっぱなしで 寝ちまったんか
闇の闇の中 どっかのおっさんのいびき声が聞こえてくる
時々息が止まったように聞こえる・・それ 
こんなとこで死んじまうなよな おっさん なんて思いがよぎって

突然感じたんだ オレ生きてるんだな 生きてるってこういうことなんだな 世界の片隅 真っ暗闇のこの場所で 
みんなが寝静まっている時に よく知りもしないこの街で そっと息を吐きながらひとり床をぺたぺたと歩いている
逆を言えば、世界の片隅 真っ暗闇のこの場所で 誰にも知れず 
ふっとオレが死んでしまうことだって あるかもしれないと 
少し怖くなって 無性に誰かの名前を呼びたくなったんだ

おい、ひさお・・お前 今 どこで何やってんだ? どっかでまた うつむきながらギターでも弾いてんのか
おい、ひさお・・オレ お前のこと 忘れてねぇからな 今は離れ離れでも オレ お前のこと 気にしてっからな
そして、なぜか 昔の昔 27歳ぐらいで死んでしまったロックンローラーの顔を思い出した
好きだったあなたに あの時たずねたかった質問が 心の底からじんわりと蘇り 吹き出してきたのだった

へい!ロッカー  死んじまったあなたに 今も なお 何か後悔している やり残したことがありますか?
へい!ロッカー  どんだけ追い込まれていたのか知りませんが 薬に手を出して 見えた新しい世界がありましたか?
気付けば  ロッカーが並ぶ1階の脱衣所のロッカーを開いて、うちドアについた鏡に映る自分を見つめてみる
へい、ロッカー・・死んじまったあなたは さぞ今夜も 悔しいだろな
だって あなたはもう何も叫べない オレには まだ生きてるからこそ 叫べることがわんさかだ

答えなんてねぇ わけなんてねぇ それでも このオレ 未だ twist&shout
くそに見えるか?ゴミに聞こえるか? この声 twist&shout
社会から見りゃ いらねーもんか それでもな twist&shout
ステージの上 マイクをにぎり 死ぬまで やってやるよ twist&shout
叫ぶよ 明日もよ 生きてる限り オレの ロックンロール


・・ってことで 感がいい人たちは もうわかっていると思うけれど
この歌の主人公は 街から街へと旅する しがないロックンローラーです
そして、それはオレです オレがロックンロールに出会ったのは高校の時です
なぜロックに はまったかと言うと そこに人生の自由を見たからで
どんだけちっぽけなやろうでも どんだけ弱っちそうなやろうでも ステージに上がり 
思い切り 信念や喜びやときめきを歌う姿に心が奪われたわけで

そして ロックンロールが響き渡ってたライブハウス ライブホールにも心奪われたよ
みんな叫んでさ 歌ってさ みんながみんな 輝いていやがんだよ 
昨日まで もう生きてることさえもいやだ 
つまんねー やってられねーって愚痴ってたり泣いてたりしてたやつらがさ
ロックンロールに体震わせて 生まれ変わっていくんだ
こぶしあげて キラキラ ぎらぎら 魔法のように まるで背中に羽が生えたように 
飛び回ってさ シャンプしまくってさ 生まれ変わっていくんだ

そして 自分で自分の仕事に名前をつけるのも変な感じだが オレはロックンローラーになった
そして 今もそれを続けている 続け 続け 続け 
できればそのまま死ぬ日までロックンローラー続けて ロックンローラーのまま死にたい
しかし やっかいなことはいっぱいあるよ 金も稼がなきゃならない 
お客さんを増やさなきゃならない 歌わせてもらえる場所を探さなきゃならない 
日銭暮らしは当たり前のように続く だがな だがな

なぁ ひさお・・お前言ってたよな ギター弾けるだけで幸せですって 
バイト明けの眠そうな顔で リハスタジオにやってきてさ
なぁ ひさお・・オレ おまえのそういうとこ 大好きだったよ 
忘れちゃいけないんだ あたりまえじゃないってことを 
今ここにいることを 音楽をやれてることを 
歌を歌えてることを 捨てちゃいけないんだ
何があっても あきらめちゃいけないんだ 
・・なんてことを 最近 窮屈になってしまった世界で 
心臓叩きながら 何度も何度も 思ったりする

へい!ロッカー  死んじまったあなたは 今 天国で この時代を見て 何を思い 何を歌おうと思いますか?
へい!ロッカー 歌う場所や 歌うことや ともに叫ぶことさえ 奪われそうなこの時代を見て 悲しく思いますか?
気付けば ロッカーが並ぶ 1階の脱衣所のロッカーを 何気に ぶっ叩いて、
ドアについた小さなこぶしの跡を見つめてる
へい、ロッカー・・死んじまったあなたは さぞ今夜も 悔しいだろな
だって あなたはもう何にも挑めない オレには まだ 生きてるからこそ やれることがわんさかだ

答えなんてねぇ わけなんてねぇ それでも このオレ 未だ twist&shout
くそに見えるか?ゴミに聞こえるか? この声 twist&shout
社会から見りゃ いらねーもんか それでもな twist&shout
ステージの上 マイクをにぎり 死ぬまで やってやるよ twist&shout
叫ぶよ 明日もよ 生きてる限り オレの ロックンロール

終わらせねぇ あきらめねぇ おれたちの炎 ロックンロール
手放なさねぇ 死なせはしねぇ おれたちの場所 ロックンロール
さぁ 歌い出せ さぁ 暴れ出せ おれたちの本能 ロックンロール
なくちゃならねぇ なくしちゃならねぇ 不要なんて 呼ばせねぇ ロックンロール
叫ぶよ 明日もよ ずっと 生きてる限り オレの ロックンロール

へい、ロッカー
死んじまったあなたは さぞ今夜も 悔しいだろな
だって あなたはもう何にも挑めない
オレには まだ 生きてるからこそ やれることがわんさかだ