BLOG

2020.12.14

手のひら

昨日は、豪徳寺リーフルーム音楽祭で歌った。
歌った夜は、いつも熱みたいな気持ちが残ってて、遅くまで眠れない。
けれど、昨夜は、きゅーー・・とすぐ眠れた。
ここ3日ぐらい、言葉がグルグル頭ん中にあって、半寝みたいな感じだったからかも。
昨日歌った『ロッカー』という歌と、もう一曲の言葉の破片たちが、
スタジオだったり、ピアノの前だったり、街中だったり、ベッドの中だったり、
いろんな場所でグルグルと頭の中を巡っていたのだった。

ずいぶんと、書いてきた歌が増えてきた。
『スタンドバイミー』、『愛と平和と希望のツイート』、『お守りソング』、
『ラブソングを歌おう』、『奇跡の人』、『2020年のおじいちゃんへの夏日記』、
『 UP & DOWN』、『号砲を鳴らせ』、『That’s 少年少女冒険団』、『天まで届け』、
『ロッカー』・・
あと、「名前も名乗らずに歌います・・」とかいう歌もあったけか。
なんちゃらジェーンとかいう、書きかけの歌も。
そろそろ、アルバム、作りたいな。
でも、もう少し、まとめておきたい曲たちがある。

それにしても、昨日のステージは、メラメラとしていた。
ばちばちと、跳ね回る爆竹のような感情。
ライブという中で、ステージの演者として、
パフォーマンスを感情に刻み持ち帰ってくれるみんなにも「ありがとう」という気持ちが溢れるけど、
歌を作り歌う、歌うたいとして、
歌った歌たちを感情に刻み持ち帰ってくれるみんなにも、
「ありがとう」という気持ちがたくさん溢れる。
「今日の、あの歌、こんなふうに思いました」という、
そんな感想の一言が、自分が作った歌に、また新しい命を宿らせる。
早く、また、
ライブハウスで逢いたいな、みんなと・・と、
こみあげた。


今日は朝起きて、朝風呂に入った。
いっぱい汗をかいた。
なんだかスッキリした。
ステージがあった次の日は、
「また、いちから。また、ここから。」という気持ちになる。
郵便局に行ったり、荷物をまとめたり、がんばろ。
夕方からは、『ぶらりふたり放浪記』のサロンメンバーとも繋がる忘年会配信もある。


朝起きて、テレビを観て、牛乳を飲んで、ヨーグルトを食べて、
電気ストーブをつけて、言葉を書いて、街の音に耳を澄まして、
メロディーを録音して、ご飯を食べて、体を鍛えるようなことをして、
片付けをして、走ったりして、野菜を刻んだりして、お酒を飲んで、本を読んで、
映画を観て、シャワーをして、また言葉を書いて、

そんな日々の中からこぼれ落ちてくる感情を、
しっかり手のひらで掬うように生きて、
歌を書き、歌っていきたい。

「きみに伝え続けたい」