BLOG

2021.1.31

赤スウェットと、白トレーナーと、黒ネックウォーマーの日曜日。

今日も朝起きて、屋根裏にこもって、曲作り。
昨日の『ぶらりふたり放浪記』限定配信ライブのあと、
なんとなく、新しい歌のイメージが沸いていた。
それを形にしてみようと、ポロポロとやってみたのだった。

一段落。
うどんを作って食べた。
卵とネギと鰹節を入れた。

それから、
久しぶりにプラケから何枚かのCDを出してきて、
自分が奏でてきたピアノたちを聴いた。
オレ、こんなピアノを弾いてたんだなぁ・・と、
なんか不思議な気持ちで聴いた。
何曲かは、
「これ、本当にオレ、弾いてたっけ?」と、
ブックレットのクレジットを確かめながら聴いた。
その頃の自分の姿を思い浮かべて、
タイムスリップしたような気持ちにもなった。

歌にしろ、
ピアノ演奏にしろ、
こうして形に残っているものの中に、
自分がずっと生きている。
染谷俊がそこにいる。
・・って、
そんなことに、なんというか、
感慨深いというか、
ふかーーーーい気持ちになった。

ふと、
昨日の『ぶらりふたり放浪記』限定配信ライブで新曲として歌った、
『中華そば』と『宴会人生』を思い出した。
まぁ、
ああいう、”ぶらり”ならでは歌たちも、
やがていつかは、
「ここには、ほら、こんな染谷がいるよ」・・ってなことで、
愛し、ほくそ笑んでくれる人たちがいてくれたなら、
嬉しいな・・と思った・


曲作りから始まった今日、
結局、
一日中、その曲のことを考えて、
ピアノの前で、
パソコンの前で、
ノートの前で、
あーだのこーだの・・・・を続けた。
歌を作るためだけの一日だった。

あぐらと、赤スェットパンツと、
白トレーナー。
首には、ネックウォーマー。


夜ご飯を食べて、
また、
こうして、
屋根裏にあがって、
ピアノの前で、
今日書いた歌詞をじっと見つめてみる。


今日書いた歌の言葉は、
また会う日までにする約束が書かれた、
素朴な手紙のような言葉たちだった。


なんだかんだ、
1月は毎日、足跡を残していたんだなぁ。