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2019.12.23

日の当たる場所

朝起きて、すぐ、
10分弱ぐらい、本を読む。
やる気出すやつ。
早起きのススメ・・みたいなやつ。
そうだよなぁ、がんばらないとな・・と。

部屋を片付けながら、休憩中、ふと本を読む。
ちょっと切ない、恋愛の小説。
言葉についてる、ふわふわと揺らぐ羽のような部分に、
なんだか、心がときめく。

昼過ぎ、向かった現場に早めに着いて、
車の中で、本を読む。
実用書みたいな、啓発本のようなやつ。
こうすれば、もっといいよ・・みたいな言葉たち。
自分に足りないものを、垣間見る。

眠る前には、ずっと読んでる本の続きを読む。
この前、歴男イベントが終わっちゃったもんだから、
逆にずっと後ろ髪を引かれて読んでる歴史書。
歴史を遡って古墳時代ぐらいから10分ぐらい毎日読んで、
昨夜はようやく、鎌倉時代、
頼朝一族から後を継いだ北条氏あたりのところまで、来た。
あらためて、まだまだ、
「そうだったのか」なんてことを気づきながら。

       ⭐︎

「ふるいにかける」・・だっけ。
そんな言葉があったような。

ふるい・・「篩」。


篩なんて、自分は多分使ったことはないけれど、
「ふるいにかける」って言葉の意味は知っている。

そして、
自分がやってることは、
少しだけ、
「ふるいにかける」ようなことなのかなぁとも思う。

いっぱいを入れて、
そこから、
自分を通して、何が生まれてくるか・・みたいな感じ。

でも、
こうして書いてると、
そうでもないような気にもなってくる。

いろんなものと交じわいながら、
本当に自分の中の奥の奥で、
「出たい出たい!」と呻いてる、
その声を探してるような・・感じ・・
のほうが、合ってるかもしれない。


       ⭐︎

やる気は、どこからやってくる・・
せつなさは、どこからやってくる・・
どうしようもない無力さは、どこからやってくる・・
狂おしいほど求める気持ちは、どこからやってくる・・

心は、
心を見つめるほど、
語り出す。
どうしようもなく、
理由も答えもない、自分への問いかけを。
そして、その声は、
いつも聞こえたり聞こえなかったりするもんだから、
余計に、心許ない気持ちになったり、する。
自分は、本当に、「そう」で、「こう」で、
いいのかなぁ・・なんて。

だから、
滑稽でいたいよなぁ。。なんてことを、また思う夜がある。
無邪気に、天真爛漫で在れる、
そんな瞬間を、夢見て、見上げてしまう。

       ⭐︎

トッポを食べた。
豆腐を食べた。
譜面をいっぱい書いた。


外に出たら、
日陰が寒かったから、

日の当たる場所を何度も探して、

縮こまりながら、
そこに立った。

そんな、
一日だった。