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2025.12.4

シャボン玉の中の僕と、聖地に立つ僕・・の今日。

孤独感を感じるぐらいが、自分としては、ちょうどいい。
何かを感じ、何かを問い、何かを言葉とメロディーとして生み出していく自分としては。の部分。

久しぶりに都会真っ只中の街を歩きながら、
ダウンにアゴを引っ込めてそんな気持ちを感じていた。
この街の何もかもにフィットしていないような、まったくのハブンチョのような、
自分だけが透明なシャボン玉の中に入って、街から断絶して歩いているような気持ち。
すべてにおいて傍観者のような気持ちで、
ざわめきも、ネオンも、車も、人も、笑い声も、ノイズも、
クリアにクリアに感じて、見入った。
“僕のたくらみ”の頃のよう。

久しぶりに行った渋谷LOFTは、ときめきポイントが多すぎて、困った。
目に触れなければ良いものを、触れると、ときめいての欲がざわつく。
あぁ、老子に怒られそう。
欲から心を遠ざけるようにして、「あぁ、高い高い。何もかも価格だ高い高い」と
足早に歩いた。

今日はこれからイベントライブ。
リハーサルから、なんか燃えた。
静かに燃えた。
渋谷LA MAMA。
我、人生において、聖地。
数々を刻んだ。
痛みも、ジレンマも、喜びも。
今日もたぶん、
そこに、
今日しかない染谷俊が生きる。